大手・中堅にはない「小規模広告代理店」を選ぶ3つのメリット+α|なぜ今、あえて小規模な代理店・個人事務所を選ぶのか?

広告や販促を依頼する際、「とりあえず有名な大手や、中堅の代理店に頼めば安心」と考えていませんか? 確かに、大規模なキャンペーンや全国ネットのCMを打つ場合、大手代理店の組織力は不可欠です。しかし、地域に根ざしたビジネスや、予算を最大限に活用したい中小企業のプロジェクトにおいては、「あえて小規模な代理店(もしくは、個人事務所)」を選ぶことこそが、最適解になるケースが多々あります。

今回は、業界の構造を知り尽くした視点から、「小規模代理店を選ぶことで得られる3つのメリット」について解説します。

メリット1:担当者が「一生」変わらない(資産の蓄積)

組織である以上、大手・中堅代理店では「人事異動」や「退職」が避けられません。 数年おきに担当者が変わり、その度に「弊社の強みは…」「過去の経緯は…」と一から説明し直すコストは、発注者にとって大きな負担です。

一方、小規模代理店(オーナー系事務所)の最大の特徴は、「担当者=経営者」であることです。 会社都合の転勤も異動もありません。

実は私が独立を決めた際、あるお客様からいただいた言葉があります。

「私は〇〇(会社名)に発注しているんじゃない。君に仕事を頼んでいるんだ」

「独立するなら、今後もずっと担当してもらえるから好都合だ」

とても嬉しかったこの言葉。これが示唆するように、企業の歴史や文脈を深く理解しているパートナーが「変わらずにそこに居続ける」ことは、企業の広報資産を守ることに他なりません。 「阿吽の呼吸」で仕事が進むスピード感は、担当固定制ならではの特権です。

デメリットとしてはマンネリがあるかも?でも私は飽きさせませんが…。

メリット2:広告費が「実務」に直結する(コストパフォーマンス)

大手代理店の場合、見積もりにはどうしても「組織を維持するための管理コスト」が含まれます。 また、実際の制作実務は下請けや孫請けに発注されることも多く、中間マージンが発生する構造になりがちです。大手あるあるです。長年お付き合いしていると、なんでこうなったか、過去にさかのぼっても紐解けないことも多々あります。発注側、代理店側、どちらも担当者が変わるとどんどん訳がわからなくなって、ブラックボックス化するなんてこともありますね。

対して小規模代理店は、固定費が低く、ディレクターが直接クリエイター(カメラマンやデザイナー)とチームを組みます。 これにより、「お客様の予算の大部分を、クリエイティブそのものの品質向上」に充てることが可能になります。

「同じ30万円でも、ここまでやってくれるの?」という違いが生まれるのは、この構造的な違いによるものが大きいのです。

メリット3:「枠」にとらわれない柔軟な提案(ソリューション)

多くの代理店営業マンは、会社から「テレビ枠」や「WEB広告枠」の販売目標を課せられています。すると、どうしても提案が「枠ありき」になりがちです。

しかし、独立した個人の広告屋は、売るべき「枠」を持っていません。売り物がある代理店、メディアは、自社が売りたいものをススメてきます。 私が独立を志した理由も、まさにこういうところです。 自分が売りたいものより、お客様が求めるものを提案したい、と考えたからです。

そのうえで、広告業に囚われていたら知見が広がらない。故に広告業を飛び出して色々な経験をする必要がある。と考えました。

  • チラシを撒くより、イベントをした方がいいかもしれない。
  • 広告を打つより、求人票の書き方を変えた方がいいかもしれない。
  • 広告より前に、ホームページやブランドを整理する必要がある。

残念なお金の使い方をしている企業様をいくつも見てきました。そういう企業様に最適な提案を最適な価格で届けたい。

ノルマがないからこそ、「本当に効果のある手段」をフラットな目線で選び、提案することができる。 これも、小規模代理店ならではの強みです。

■【上級編】賢い広報担当者は知っている「代理店使い分け」の極意

ここまで小規模代理店のメリットをお伝えしましたが、もちろん大手・中堅代理店には、彼らにしかできない素晴らしい強みがあります。 もし御社に十分な広告予算があるならば、「どちらか一つ」を選ぶ必要はありません。

実は、成果を出している「賢い広報担当者」ほど、プロジェクトや役割によって業者を戦略的に使い分けています。

  • 大手・中堅代理店の役割: テレビCMや新聞広告など、強力なメディアパワーが必要な「枠」の買い付け。彼らは媒体社から広告枠を「買い切り」で大量に確保していることが多く、そのバイイングパワー(購買力)は圧倒的です。
  • 小規模・個人代理店の役割: 小回りの効くクリエイティブ制作や、細やかなイベント運営、SNS運用など。フットワーク軽く、現場レベルでの対応力が求められる実務。

「媒体の枠取り」は大手にお願いし、「中身の制作」や「細かな運用」は融通の利く小規模・個人代理店に任せる。

このように『それぞれの「得意分野」をいいとこ取りして組み合わせる』ことこそが、コストパフォーマンスを最大化し、プロジェクトを成功させる一番の近道かもしれません。

■広島で「パートナー」を探すなら

規模の大きさ=安心、という時代は変わりつつあります。 特に、地域に密着し、長期的な信頼関係を築きたいと考える広島の企業様にとって、

「逃げない・変わらない・小回りがきく」小規模、もしくは、個人の広告代理店は、強力な、有益な選択肢となるはずです。

もし現在、 「担当者がコロコロ変わって疲れる」 「予算の割に効果が見えにくい」 とお感じであれば、一度、小規模代理店という選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。

コトハでは、セカンドオピニオンとしてのご相談も承っています。合い見積もりも喜んでお出しします! 「会社」ではなく「人」と仕事をする面白さを、ぜひ体験してみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA