【広島発】老舗スクールバッグメーカーが生み出すアップサイクルの新定番
― 米袋バッグと“さよなら紙袋”に込められた、広島のものづくり精神 ―
最近、すっかりお気に入りになったバッグがあります。
それが、広島の老舗スクールバッグメーカー 「片岡商店」 さんが手がける 米袋バッグ。

そしてその後、Instagramで心をつかまれたのが、もう一つの話題作──
「さよなら紙袋」 です。

広島の老舗「片岡商店」とは?
広島市中区にある 片岡商店 は、昭和の時代から学生用スクールバッグを製造してきた老舗メーカー。
丈夫さと機能性を追求し、長年にわたり広島の学生たちに親しまれてきました。
そんな伝統あるメーカーが近年挑戦しているのが、
時代の変化に寄り添った新しいものづくりです。
一目ぼれした「米袋バッグ」
ある日ふと通りかかったお店の前で目にとまったのが、この 米袋バッグ。
「広島米」の米袋を再利用した鞄で、
その独特な素材感とレトロモダンなデザインにひとめぼれしました。
持ってみると、軽くて丈夫。
使い込むほどに紙袋の風合いが増し、味わい深くなるのも魅力です。
老舗メーカーならではの確かな縫製技術と、
地元の素材を活かしたサステナブルな発想。
まさに、広島らしいアップサイクルの形だと感じます。
アップサイクルとは?
アップサイクル(Upcycle) とは、
使い終わった素材や廃棄物を、新しいデザインや機能を加えて再生する取り組みのこと。
リサイクルが「原料に戻して再利用」するのに対し、
アップサイクルは「素材の個性を活かし、価値を高めて生まれ変わらせる」のが特徴です。
たとえば──
- 米袋 → バッグやポーチに
- 古着 → クッションカバーに
- 廃タイヤ → 財布やベルトに
環境への配慮はもちろん、ストーリーのある一点ものとしても人気が高まっています。
SNSで気になりすぎた「さよなら紙袋」
米袋バッグをきっかけに、片岡商店さんの Instagram をフォローするようになりました。
そこで出会ったのが、もう一つの名作 「さよなら紙袋」。
“さよなら”という名前の響きにまず惹かれ、
投稿を見ているうちに「これは実物を見たい!」と、お店へ。
そして、気づけば購入していました(笑)。
カラー展開の名前やデザインコンセプトもユニークで、
遊び心とセンスが光るアイテムです。
広島の老舗がつなぐ、“古き良き”と“新しい感性”
米袋バッグも、さよなら紙袋も、
どちらも「ただの雑貨」ではなく、物語を持つプロダクト。
長年の技術を守りながら、時代の感性を取り入れて進化を続ける姿勢には、
“広島のものづくりの魂”と“未来への柔軟さ”が感じられます。
まとめ:広島から広がるアップサイクルの輪
アップサイクルは、環境にやさしいだけでなく、
使う人の心にも温かさを残す、新しいものづくりの形です。
広島の老舗が、伝統と革新をかけ合わせて生み出す「米袋バッグ」。
「さよなら紙袋」とともに、どちらも、広島の文化と創造力を感じられる逸品です。
これからも、片岡商店さんのように
“思い出と未来を縫い合わせる”広島の伝統技術に注目していきたいと思いました。

