広島市唯一の国宝・安国寺不動院で、プロジェクションマッピング
先日、広島市唯一の国宝「安国寺不動院 金堂」で行われた、
前代未聞のプロジェクションマッピング企画に参加してきました!
※youtube配信と、記録撮影のお手伝い
安国寺不動院とは?

安国寺不動院といえば、戦国時代に安国寺恵瓊(あんこくじ えけい)が住持を務めたことで知られるお寺。
恵瓊は、毛利家の政治・外交を支えた名僧であり、大河ドラマでもたびたび登場する“策士”として有名です。
そんな歴史深い不動院の国宝・金堂を舞台に、
最先端の映像技術・プロジェクションマッピングを投影するという、なんとも大胆な挑戦。
正直、最初に聞いたときは「ぶっとんでる!」と思いました(笑)
でも、こういう挑戦、嫌いじゃない。むしろ大好きです!
副住職の言葉が胸に刺さった
現地で副住職の方が話されていた言葉が、とても印象的でした。
「その昔、日本に仏教が伝わったときって、仏教は当時の“最先端”だったんすよね。
ですから、今の時代の最先端・プロジェクションマッピングと融合するのは、
新旧の最先端コラボということになります。素晴らしい体験です。」
素晴らしい解釈、考え方だと思いました!
被爆80年を迎える広島という土地で、長い歴史を超えて“いにしえの祈り”と“現代のテクノロジー”が交差する。
その瞬間に立ち会えたことは、本当に感慨深い体験でした。
広島の文化が未来と出会う場所
今回のマッピングは、
映像:比治山大学の学生
音楽:エリザベト音楽大学の学生
によるコラボレーション。
「世界に通用するメディアアートを作りたい!」―― そんな想いを持つ学生たちが発案したプロジェクトであり、
地元・広島の魅力や強みを最新のテクノロジーと若い感性で表現し、発信する力を育むことを目指したものです。
若い世代の感性と、不動院という歴史的空間が見事に調和していました。
こういう文化的なムーブメント、もっと広島から発信していけたら最高じゃないですか?
子どもや若者が、自分たちの手で未来を描いていく——
そんなエネルギーを強く感じました。
この現場に関われたことに、心から感謝です!

?プロジェクションマッピングの様子はこちら:


